古い時代ではトラック輸送を行う会社では、ペイントで車体に社名を書いたり電話番号を書いたりしていたものですが、現在では塗装ではなくステッカーを用いていることが多く、アルミバンタイプのトラックの場合は両サイドに会社のトレードマークやラインをステッカーを貼っていることが目立ちます。過走行になり買取り会社に査定を依頼するような場合、通常ではノーマルの状態に戻すことが最善策になるものなので、ステッカーは全て剥がしておくことは査定額に影響を与えます。実際にトラック買取りを行っている会社側では社名を消すために手数料を差し引いていることがあり、塗装ではなくステッカーの場合は買取り前に自社内で剥がす作業を行えば、手数料分を差し引かれることは無くなります。多くの方が剥がす作業は簡単に行えると考えられがちですが、素材による違いはあるものの長年にわたり走行を続けたトラックの場合、ステッカーは固着していることは良くある現象です。
最初は隅の部分から爪で剥がしてみると分かりやすいのですが、直ぐに千切れてしまうことは多く、この解決策の中にはドライヤーを利用する方法もあります。ドライヤーで熱を加えることで剥がしやすい状態になることがありますが、もしもこの方法でも綺麗に剥がせない場合、ステッカーやシールを剥がすための専用剤が販売されているので購入をして試してみる価値は十分にあります。専用剤でも綺麗に剥がせない場合、金属製のスクレーパーを用いて削り取る方法で解決はできます。